猫先生の長めのつぶやき

This is what I am. This is what you are.

ワクワクとか、楽しいとか、無理して求めなくていい話。

今時の学校は分からないけれど、社会人向けの記事にはこういった(もしくは、こういう事を言いたそうな)記事がたっっくさんあります。
  

仕事だからワクワクしようぜ!
楽しくないなら、楽しもう!

 
学校は生徒がお客さん(サービスを受ける側)だからなのか、担任から「楽しもう!」と言われた事はなかったと思います。だけど社会人になった途端「楽しもう!」勢が一定多数いることが分かります。かくいう私も「ワクワクしようぜ!」勢でした。寝て起きるだけ、"虚無感"と"悲しみ"で終わった暗黒学生時代は、楽しくなかったのでワクワクは正義だと思っていたからです。
 
だから新卒時代も「ワクワク」するために、見聞きするものを全て「ワクワクするところあるかな」とか「どこが楽しかっただろう」と半ば洗脳的に、無理やりワクワクした感情を作ろうとしていました。
 
 
 
 
 
どう考えても、おかしい方向。笑

 
 
 
 
 
 
自分をワクワクさせるスキルと、自分を無理やりワクワクさせる事は違う事に気づいていなかった私は、まるで自己啓発本に脳を犯されたかのようでした。
友人はこう言いました。

そりゃあ、ワクワクした方が幸せだと思うよ。だけど、ワクワクしない事は悪じゃないからね。無理やりワクワクさせて、疲れて自分を見失うことが悪だからね。そういう不自然な、偽った感情は周りに伝わるし、自分も周りも不幸になっちゃうからね。

楽しめなくてもさ「あ〜〜今楽しめてないわ〜〜」と自分の中で受け止めてやればいいのよ、よしよしってさ。そんで「自分、コレには問答無用でテンション上がるわ〜」っていうストックを持っておくの。長い期間テンション低かったら、そのストックを実行すればいいわけ。気がついたら楽しんでると思うよ。

自分の感情を誤魔化さなくていいんだな、と教えてくれました。