自己評価と就活の関係
2015年3月1日。
ついに就職活動解禁がされました。
今の時期は就活生が企業内説明会と同時に、自己分析を進めている段階かなと思います。そこで、就職活動とその後の大学生活を通して自己評価と就活について考えた事があるので書きます。
⓪私の場合
この内容を書く上で、私の経験を書きたいと思います。
所謂「フツーの就活」は私にとって苦痛でした。
とても嫌でした。
特に辛かったのが「自己分析」。
就職活動は「自分を売る」活動。
自分の強み、会社に入ったら出来る事etc...を通し、会社を通して社会に貢献出来る事を示します。
ただ、私は基本会社にとってのプラス事項が全く分からず、落ち込むばかりでした。
「自分の持っている能力」を考えれば「得意不得意向き不向き」はわかります。売り込む為には、「私」と「他の人」との差分が必要。ただ、私一個人の能力をもった人間は幾らでもいる。これは大学生活を通して学んだ。しかも、私自身がこれだけは負けないと感じる要素って今の社会人で補えるでしょう。と。
そう思うと、何故同学年の人たちがあんなに自信を持って自分を表現出来るのか、不思議で羨ましく思いました。
大学生活出来る事は最大限にやったし、そのおかげで沢山の事を学びました。
一生懸命に物事をやることは、結果がどうであれ、必ず学びがありました。
- 目の前の結果にフォーカスしがちなこと
- 目の前の問題解決の為の分析が苦手なこと
- だげど、精一杯やれることはやること
- 予想以上の負けず嫌いなこと
- コミュニティに貢献したい欲が高いこと
- 貢献するためには、結果が不可欠なこと
- 自分は大した能力は持ち合わせていないこと
周囲からは、「3歩下がれば迂回路が見つかる目の前の壁を、頭突きして血だらけになる人w」とすごく分かりやすい説明をしてもらいました
笑 不器用ではありますが、自分なりに模索し、一つ上ランクの大学生と比べても「こんな充実した大学生活を送ってるんだ」と自信がありました。
ただ、この頃、
自分を良い意味で捉える事が下手でした。
少し自己評価が低かったんです。
①自己評価の低さと就職活動の関係
そもそも「自己評価が低い」人の特徴はなんでしょうか。
本の内容を抜粋すると、以下のような特徴が出てきます。
- 自分の事を知らない
- 社会評価を恐れるあまり、自分を中立的に見る
- 返答に矛盾が生じる
- その場の状況で対応が変わる
- 障害にぶつかると諦める
- 失敗に対して感情的な傷を残す
一方で、就職活動=職を得る活動を行うために必要な考え方とはなんでしょうか?
私の経験上で感じたものです。
- 自分を知る→ないと、自己PRできない
- 自分を一貫して表現出来る→ないと、企業側は自分を判定できない
- 自分に対する自信がある→ないと、実際よりも小さく見える
- 失敗に対して感情的にならない→ないと、複数企業全てしっかり受けられない
などがあげられると思います。
これは、自己評価の高い人の特徴でもあります。
自己評価の低い人は、業界や適性職種の前の段階で不利です。
②自己評価の低い人の就活方法
では、自己評価の低い人は、避けて通れない就活をどうしていけばいいのでしょうか。
私の経験上なので、確実とは言えませんが僭越ながらアドバイスしたいと思います。
- 自己分析しない。
- すれば、自分の不甲斐なさが分かるだけで沈みます。企業が求めている人材像から自分にフィットする部分をPRに使いましょう。
- 長期インターンに参加する。
- そのまま内定頂ける可能性があるためです。また、社会を学生のうちから知っておく事で、社会人の先輩に人生相談したり、自分の仕事適性を経験から判断できるためです。
- 人脈を作る。
- SNSや人づてを使って飲み会に参加しましょう。いわゆるウィークダイズ(弱いつながり)から、チャンスは巡ってきます。
2015卒確定した私の考察でした。
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