【読んだ】人を動かす質問力
読んだもの
生徒と接する時に、「もっとこうしたら、楽しくなるのに」「もっとこうしないと、高校卒業すら危ういのに」など思うことがあります。
その際に自分の意見を言うことは大切ですが、伝え方を工夫したいな、理想は生徒自ら自分の意思で動く選択
をしてほしいなと思うことが多々ありました。私は理想の教師 = ファシリテーターと考えているので、伝え方ではなく、質問の本を読んでみました。
人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171) 谷原 誠 角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-07-10 売り上げランキング : 1323 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
学んだことメモ
質問のシナリオを作る
持っていきたい方向に向くような、シチュエーションや質問を作る
いい上司は食べ物を与えず、食べ物を得る方法を与える
- 相手の意見を肯定する
- 相手の立場に立ち、どうすれば相手が望む結果が得られるかを考える
- 相手に答えを出させる
相手は子供ですが、自尊心があります。自分の意見を持っています。それを肯定する必要があります。そして相手は、自分の人生が実現するかどうかに関心があり、私の人生などには関係ありません。だから、相手の立場に立ってともに考える必要があります。さらに私が押し付けた押し付けた意見に従うことは苦痛のはずです。しかし、自分の意見には従うはずです。だから、自分で答えを出させるのです。
感想
出来ていること
- オープンクエスチョン・クローズクエスチョンの使い分け
- 生徒が悩みを抱えていたり、宿題を出す必要がある等アクションが必要だったりする時は、必ず質問で入る習慣
- 生徒の話したことを自分も話す(同じ言葉を使う or 違う言葉で言い換える)
試したいこと
生徒から話さない場合、「生徒がどんなことを考えているか聞きたい」一心で、目的を忘れて質問を投げかけすぎだったと思います。今度は仮説シナリオを作ってみてチャレンジしてみます。