猫先生の長めのつぶやき

This is what I am. This is what you are.

【忘備録】難関校合格者数で学校決める人がいる限り、日本の教育変わらない。+α

「良い大学へ行って、良い企業に入れば幸せになれる」 つい最近までの常識。これが変わりつつある。

なのに、なのにだ。大学進学者を増やそう、難関校合格者を増やそうとする高校の意識は変わらない。良い大学へ行く事が幸せではないと分かっているのに。

これは 「消費者が安さを求めるから、児童労働が無くならない」 論理と同じだ。「社会や保護者が進学者数を求めるから、詰め込み教育は無くならない」 つめこみ教育には、詰め込み教育の良さはある。最大限インプットすることによって、教養は増すし、情報処理能力は鍛えられる。だが、進学校になりたい中堅校は奪いにくパイが間違っているのではないか。自ら学ぶ意欲がない生徒の割合が多い学校では、合格者数を上げるのではなく生徒の満足度や心の変化を成果としてとり、納得のいく進路選択が出来たということを実績として出す方が建設出来じゃないのかなあって思う。そもそも大学ブランドは年々低下している感じだし、周囲の大人で「大学行かずにプログラミング力磨いていれば、今より力あったわ」と言うやつなんてゴロゴロいる。 IT企業に関してだけかもだけど。

  • 提案 高校では、個性を伸ばすこと・生徒の意識を評価対象するのはいかがだろうか。 実は、すでにその流れはできつつある。イーポートフォリオの導入により、高校生活に何に取り組んできたか、何を大切にしてきたか、学業以外にどの様な成果が出たか、これらが評価対象となる。

  • イデア とは言いつつも、今後10年は高校の成績評価指標が各教科の点数であることにはかわりないだろうって思う。だから現実的な話としては、いわゆる底辺校では「教科内を生徒のレベルに合わせて成功体験を積むこと」がベースで、中堅校はどうなんだろうなああ。運動会や文化祭で好きなことが活かせる役割についてもらうって言うのは前提として、もっと機会を増やしたい気がする。

クリエイティブな趣味の生徒は、pixiv等でアカウント作って投稿するのは前提として、リアルな世界でも周囲が目に触れる環境を作るとか。

スポーツが得意な子は、運動のコツや体力の付け方を運動が苦手な生徒に教えるとか。でも一日5,6時間は授業に時間を取られる現実があるわけで。 タイムチケット(https://www.timeticket.jp/) の様に他者に自分の得意な事を提供して、見返りとして何か報酬を受け取る仕組みがあるといいなあ。ここまでくると学校内で括るのおかしな話だな。