猫先生の長めのつぶやき

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【やってみた】年度末で仕事に疲れてるならインド映画を見るべし

インド映画を見てみた

※ "やってみた" シリーズとは↓↓
rpvke.hatenablog.com
 
映画好きな人ならご存知。インドアカデミー賞16部門受賞している、超絶人気作品でございます。以下にも書いてますが、教員・教員志望者は見た方がいいです。 ちなみに再生時間は2 時間51 分と長めなので、諦めて通勤時間に見ることをお勧めします。笑
amzn.to
 
 

誰にとっていいのか

工学分野で疲弊している人

舞台はインドのICE工大というエリート大学。成功を目指し、競争社会を生き抜くべく教科書を頭に叩き込み、今日も極限のストレスと戦っています。そんな状況を面白く切り取っているのでオススメです。
 

教育に興味がある人

特に教員&教員志望。映画の大きなテーマの一つが「教育」なのです。登場人物それぞれの言葉に共感し、新たな気づきが得られるはずです。
 

しょーもない笑いが欲しい人

とりあえず30分見るべし。電車の中で見てましたが、周囲を気にせず笑ってしまい恥ずかしかった、、、!
 
 

何がいいのか

教員に気づきを与えてくれる

主人が手に鞭を持っていれば椅子に座る必要があるとサーカスのライオンは学ぶ。しかしそいつがよく教育されたライオンと呼ばれることはないだろう。よく調教されたライオンと呼ばれるはずだ。

最近教員がつらつらと板書をして説明し、課題を出し、テストを受験させることは教育なのかしら?と言語化できずに考えていました。そして映画で出てきたこの言葉にハッとしました。知識伝達に力を入れ、考えさせることを怠るのは教育ではなく調教だと気づけたからです。ランチョーの言葉は本質を得ています。
 

工学って実用的〜!と思える

映画に出てくる様々な課題を簡単な工学の知識で解決していくんです。小さい頃、少しでも理科教科に興味を持っていた人なら「知識が身近な課題にこんなに役立つんだ!」とワクワクするはず。工学ってもともとそういうものですよね。そんな初心を思い出させてくれます。
 

10分に1回は笑える

インド映画を見てない人は得にクスっとくるはず。笑
 

競争社会の中で本当に大事なことを思い出せる

登場人物の一人"ランチョー"の言葉に、次のような言葉があります。

大事なのは成績ではなく優秀さ。優秀であれば成功は後からついてくる。

才能が生かせる仕事をするんだ。もしプロの歌手の父親が子供にクリケット選手になるように説得していたら?もしプロのクリケット選手の父親が子供に歌手になるよう説得していたら?彼らはどうなっていたと思う?僕が言っていることが分かるか?動物が好きなのになぜ機械と結婚するんだ。

将来を心配していたら生きていけない。勉強に集中できない。

競争社会で生きるには、学校では「どの学校に入るか」「テストでいい成績をとるか」が大切。そして社会に出れば「誰より出世できるような成果を出すか」を大切にします。学校も社会も同じことで「誰かにとっての100点」を取ることに皆必死なのです。でもそれは心配から起こる行動であり、自分の情熱に従っていない。だからストレスだし、自分の力を存分に出せない。ランチョーは誰よりも工学を愛し、工学を学び続け、使い続けて現実に起こる様々な問題を解決していきます。そして映画を通して言われていることはこの言葉。
 

All is well!!!!(きっと、うまくいく)