猫先生の長めのつぶやき

This is what I am. This is what you are.

あなたがすぐに諦めてしまう理由

もし目の前に壁があったら、どうする?

自分で壁を壊す? それとも、壁の取り壊し業者さんを連れてくる??
「絶対に乗り越えられる!」と思う方?
それともこんな感じ?

「わたしには無理だ」
「できっこない。だって今までが出来なかったんだもん。」

できないことが分かっているから、なおさら目の前の壁に対処することが苦しくなる。その先にあるお花畑があることを信じられないから、力を目一杯出せない。そしてまた壁を乗り越えられない。

自分の気持ちに素直になれなかったから、諦めちゃうのでは。

壁に対する価値観は人それぞれだなと思う。それは部活の先生に影響を受けたからかもしれないし、親や友だちに影響を受けたからかもしれない。社会人になって、大人になればなるほど、それまでに周囲にいた人の価値観や壁への対処方法に結果が掛け算されて、諦めやすい人はすぐに悪い結果を予想して諦めてしまう。

でも、ふと思ったことがある。壁にぶつかった時、そして失敗してしまった時、そのちょっと前から自分の心に余裕がなくなったこと。自分の思いはなくて、「〜しなきゃ」という目に見えない誰かから出された宿題みたいな義務感があったこと。うまくいかないうまくいかない、どうしてどうして?うまくいかないの?そう思えば思うほど視界も狭くなって、世の中終わった、、、という気持ちが心を覆い尽くす。義務感からの決断を進めていくと、どこかで自分のほんとうの気持ちと溝が出てくる。ほんとうの気持ちじゃないから、うまく動けない。失敗する。焦る、そして決断を急いでまた失敗の繰り返し。


(;´・ω・)


去年がそうだった。社会人1年目のわたしはとにかく「デキる大人」に憧れていた。「デキる大人」になるためには、目の前の仕事に対して期待以上の成果を上げなければ。先輩から指摘された、指摘された箇所を自分なりに咀嚼して修正する。また指摘される、あれ、わたしの考え方じゃ足りなかったのか、よし、次はもっと考えよう。いらないことを考えすぎたか、よし、次は言われたことだけ確実にこなそう、、、あれ、そもそもわたしと先輩の認識あってなかったのか、、、?いや、こないだと言っていることの方向性は同じでも、どんどん指摘が増えている、終わるわけない、、、。きっとこの先にお花畑があるはず、、、、いや、ない、、、、? ってどんどん泥沼にはまってた。


うん、でも大丈夫。
落ち着いて自分の気持ちに向き合えば。