猫先生の長めのつぶやき

This is what I am. This is what you are.

今不満なんてないのに、将来何になればいいの?解決のヒントとなる1つの道

2月も残すところ、あと1日となった。
高校3年生は、入試スケジュールがひと段落。
大学生3年生は、明日3/1から企業への一斉エントリーが解禁だ。
そんな慌ただしい中で「将来やりたいことがない。自分のやりたいことがわからない。」と苦しんでいる高校生大学生が一定数いると感じる。(肌感)


ぶっちゃけ
解決のヒントとなる1つの道としては、
「 周りに流されるな、落ち着いて自分の興味があるもの全部やってみなはれやあ! 」
に尽きる。(理由は下へ。)


そう言った理由は、話が飛ぶけれど"モチベーション" が深く関係している。
( "モチベーション" = "人が何かをする際の動機づけや目的意識" by グーグル先生 )
"モチベーション"という言葉は、実は"外的モチベーション"と"内的モチベーション"の2つに分けることができる。
ここで言う"外的モチベーション"は、外からのプレッシャーが源となる、モチベーション。そして"内的モチベーション"は、自分の興味関心興味関心・情熱が源となるモチベーション、という意味だ。

自分の外側か、内側か、なのでわかりやすいかもしれない。
これらを例で説明すると
「いい成績を取ったらMac買ってあげる、と親が約束したから勉強しよう」という、自分以外の人・モノが原因で生じるモチベーションが"外的モチベーション"。
対して"内的モチベーション"は、「ちょ、何でか分からんけど、プログラミングって面白い!!! 本を買って勉強してみよう〜!」と勝手に思っちゃうモチベーションだ。

外的モチベーションは、"貧困からの脱出"を目指し、1970年代まで続いた高度経済成長を支えた世代の大きなモチベーションだった。
勉強をして、いい企業に入れば戦後の貧困から抜け出せる。そして事実、豊かになり戦後直後より幸せな生活を送ることができたのだ。
そして、その子供世代である今の40 ~ 50代世代までは、上の世代の流れを引き継いで「上に行けば幸せになれる」という確信があった。
でも、今は、そんな確証ないのだ。
大企業に入れば、お金が手に入る保証はない。リストラされるかもしれない。
もしお金が手に入ったとしても、幸せになれるとは限らない。
だって、電車に揺られて会社へ向かうビジネスマンは辛そうだ。
しかも、今の生活で不満なんてない。だから、今の生活を脱出することがモチベーションにもならない。


ここから言えることは、外的モチベーションとなる要素が少なくなってきているのだ。
上の世代でのモチベーションの源が、今の世代には通用しないのだ。


じゃあどうすれば良い?

そこで、内的モチベーションの出番。
不満がないんだから、思うままにやってみるだけ。
そんなにやりたいことなくても、「これは好きだから、続けられる」
そんなことが見つかれば、あなたの生活は一層幸せになれる。

最初は、興味のある分野の本を読むからでいい。
仕方なく選んだ進路・会社で一生を過ごすことと、好きなことを続けること。
焦るかもしれないけれど、どっちが幸せか1週間だけでも考えてみたらどうだろう。
少し自分の将来が見えてくるかもしれない。